不思議な話(二ーマンのピク詰め)復刻版H

      ー実際に体験した不思議な出来事の記録ですー

285 「チュパカブラ」

チュパカブラをご存じない方のために簡単に説明させていただきますと、1995年頃から南米でよく目撃される正体不明の吸血UMA(未確認生物)なのですが、主にヤギや羊などの家畜を襲うとされていますが、まれに被害は人にまで及ぶことが報告されています。


身長が1メートルから1,8メートル位の直立可能なその生き物は全身が毛で覆われていて背中にトゲのようなものがあり、大きな赤い目と鋭い牙を持ち驚異的なジャンプ力を備えていて中には翼を広げ飛行したという報告もあります。被害にあった家畜の首には2箇所から4箇所の穴が開いており体内のほとんどの血液が失われているといいます。

                                             駐パ-s

そのチュパカブラを近くの河原で見たというトンデモナイ人の話を面白おかしく聞いていたときの話です。得意になってその状況を説明する人の話を聞いていたのは私を含めて4人だったのですが結構な時間、河原のチュパカブラの話で盛り上がっていました。結局イタチかアナグマの見間違いだろうという結論で話を閉めようとしたときにそれまであまり話しに加わってこなかった人が申し訳なさそうに口を開きます。

「…それで、その千葉神楽ってどんな神楽なのですか?」

チュパカブラを最初から説明し、大方理解してもらうまでにそれまでと同じくらいの時間がかかりましたが私的にはチュパカブラよりも千葉神楽の方が気になって仕方ありませんでした。

コオロギのアトリエ